血管浮腫について

血管浮腫とは

血管浮腫とはクインケ浮腫、神経性浮腫とも呼ばれています。
簡単に言えば蕁麻疹の一種です。

皮下組織や粘膜下組織、真皮深層などに生じる発作性の浮腫で、とくに痒みがあるなどの症状はないですが、腹痛や下痢、起動閉塞症状を伴う場合があるそうです。

主な発症箇所は唇や咽頭、眼瞼や四肢といった部分です。
見た目も蕁麻疹と同じような感じですが、通常の蕁麻疹のような境界がはっきりしていなく、局所的にパンパンに腫れるといった感じで発症するようです。

血管浮腫の治療には抗ヒスタミン剤が用いられます。
つまり血管浮腫もアレルギー反応の一種ということですね。
通常、薬を服用すれば3日程度で症状は軽快しますが、症状が長引くこともあるそうです。

注意が必要なのが気道に血管浮腫が発症した場合です。
腫れることによって気道が圧迫されて呼吸困難に陥る場合があります。
上気道に血管浮腫が起こった場合、窒息死の恐れがあるため気管切開をする必要があります。

そのため早期の発見が大切になってきます。
上気道に血管性浮腫が現れた場合、浮腫の他に嘔吐や腹痛、腹部の圧迫感や閉塞相乗、悪心といった症状も現れるといいます。
異変に気付いたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

先天性の遺伝性血管性浮腫の場合、幼少時から症状が出始めるが無症状であるか、軽度のため発症に気付かないまま出現と消失を繰り返すことがあります。
10歳を過ぎると徐々に症状に気付き始めるいったことが多いようです。

皮膚深部に発症する血管性浮腫は圧痕がなく境界が不明瞭なのが特徴です。
熱感や痛み、痒みといった症状はなく、主に口唇や下や目瞼などの粘膜、四肢、外陰部に現れることが多く、通常は5日もあれば自然に消失します。

発症原因として考えられるのは情緒的ストレスや外傷感染症、女性の場合だと生理が原因の場合がありますが原因が不明瞭なことも多々あります。
いづれにせよ、体に異変を感じたら速やかに診察を受けることが大切だと思います。

血管浮腫や蕁麻疹も含め、アレルギー診療について詳しく解説した本があります。

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